どうなる!?コロナが与える就活への影響

シュウカツ、就活

20年3月10日

コロナの流行により、リクルートなどが主催するイベントや軒並み中止になり、企業説明会の中止が相次いでいます。
「インターンに参加しておけばよかった」
「もっと早く就活の準備をするべきだった」
「様々な企業に出会える機会が減った」
と嘆いている学生も多いのではないでしょうか。
コロナがいつ収束するか分かりませんし、今までと同じ流れでの就活は難しくなるだろうと予想されます。

そこで、このコラムでは、コロナが与える就活への影響を整理し、対策を考えていきます。

悪い影響として考えられること

・大企業、人気の企業を受ける学生が増える

感染を避けるため(外出を減らすため)受ける企業の数を減らし、志望度の高い企業のみ狙う方向にシフトチェンジする就活生が増えると予想できます。
また、WEB面接などに柔軟に対応できる大企業への偏りも避けられないはずです。

・SPI等のテスト、書類審査での足切りが多くなる
・面接やグループディスカッションが得意な人には不利

前述したように就活生が偏れば、当然落とされる確率は上がります。また、感染の予防のためにも、対面での選考を減らす必要がでてくるため、直接アピールできる機会が減ってしまいます。

・企業を直接見学する機会や、社員に実際に会える機会などが減る

イメージや雰囲気などに微妙なズレが生じて、選考途中や内定獲得後、入社後にミスマッチが起きる可能性も高くなるでしょう。

・様々な情報に振り回されてしまう

例えば今「ティッシュペーパー、トイレットペーパーはマスクと同じ材料を使用している」というデマで深刻な紙製品不足になっていますよね。
それと同じで「あの企業は対策をしていないから行くべきではない」「WEB選考をしていない企業は受けるべきではない」など極端な情報や考え方が出回り、冷静に考えたら「あの時、あの説明会・企業に行っておけばよかった」と後悔する ことにならないよう、正確な情報をきちんと見極めることに、普段よりも気を付けなければいけません。

ポジティブに考えると…

・中小企業に目を向ける学生が少なくなる

大企業に応募が集中する分、中小企業を受ける学生は減ると考えられます。競争率が下がり、内定率も高くなるのではないでしょうか。

・就活にかかる交通費が減る

地方の学生にとっては朗報です。WEB面接や書類選考などが増えることにより、直接企業へ出向く機会が減って、移動交通費も節約できるでしょう。

・SPI等のテスト、書類でのアピールが得意な人、面接が苦手な人には◎

面接が減る傾向にあるでしょうから、苦手な人には得意分野で勝負できるというメリットもあると思います。

・企業の対応の柔軟さを見ることができる

WEB面接に切り替えたり、衛生面の対策を徹底していたり、テレワークができたり、時差出勤ができたり…など、社員を大切にしているかどうかや危機管理能力の高さを判断できる機会かもしれません。

まとめ

コロナは就活に大きな影響を与えており、これから不自由な想いをすることもたくさんあるでしょう。 しかし、本当に受けたい企業を見極めることができるいい機会であるとも 言えるのではないのでしょうか。 変化していく就活市場の流れを読み取り、早めに新しいタイプの選考方法に慣れることができれば、有利に進められるかもしれません。
とはいえ、書類選考やSPI、WEB選考がすべてではないので、企業へ行かなければいけない場合もあるでしょう。 消毒やマスク、抗菌シートやティッシュ、のど飴などしっかり準備して向かうことをオススメします。 感染してしまっては元も子もありません。 体調・予防を万全にしたうえで、内定獲得を目指して頑張りましょう!!

Written by さゆ
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