500円で異文化や外国語との交流を『One Coinでつながるせかい』
インタビュー
18年2月06日
『One Coinでつながるせかい』は、日本語を勉びたい留学生と、外国語を学びたい日本人学生との気軽な国際交流ができる場を提供しています。異国のメンバーと直に会話することで、文化や習慣、考え方の違いなど、新たな発見があるそう。中心となって活躍するお二人に話を伺いました。
【お話を伺った方】
代表 岩本竜治さん(大阪産業大学 経済学部2年生)
平野剛貴さん(大阪大学 法学部2年生)
まずは、活動内容を教えて下さい
カフェやホステルの場を借りて、交流会を行っています。1回の活動は2時間ほど。まずはアイスブレイクを兼ねた自己紹介からスタート。その後<英語を話すグループ><日本語を話すグループ>に分かれ、「外国語の学び方」「お休みの過ごし方」などテーマを決めて、討論会を行います。日本語がとても上手な交換留学生がメインなので、英語がまだ苦手な方もご安心下さい(笑)。
参加しているメンバーは
外国語や外国文化に触れ「グローバルな視点を磨きたい」「将来留学したい」大学生と、「将来日本で働きたい」「日本語を学びたい」海外からの留学生がメンバーです。大学生は関西大学、大阪大学、追手門学院大学、大阪産業大学、関西学院大学、近畿大学、大阪電気通信大学など。留学生は英語圏の方の他、中国・ベトナム・インド・インドネシア・ブータンなどアジアの方も多いですね。
実際に留学生の方々と触れ合って、気づいたことは
日本の「姓・名」という概念が異なる国も多いです。例えばインドネシアでは、姓がない方がいたり、父のラストネームを子どものファーストネームとして使用する方もいるそうです。また、韓国では男性も女性も父親(男系血統=宗族)の姓を受け継ぐため、男女が別々の姓となります。名前の付け方ひとつでも違いがあり、話せば話すほど、私たちの常識=日本の常識でしかないことを実感します。
反対に、留学生の方が日本文化で驚くことはありますか?
「お菓子の包装、しすぎでしょ!?」とビックリされますね(笑)。市販のお菓子はまず大袋のパッケージがあって、その中にさらに小袋に分けられていて…と、僕らには当たり前の日常風景でも海外では珍しいようです。あとは、「とにかく、ご飯が美味しい!」「コンビニのおにぎりですら美味しい!」という声もよく聞きます。「ご飯が美味しいから日本に住んで、働きたい」と話す留学生も多いです。
最後に、読者にメッセージをお願いします
普通に大学生活を送るだけでは、留学生の友達をつくることはなかなか難しいのではないでしょうか。『One Coinでつながるせかい』なら、普段の交流会はもちろん、時には皆でUSJで遊んだり、箕面の滝で観光したりといった活動を通じて、留学生や他大学生の友人を増やしていけます。1回の参加費は500円ですので、興味のある方はお気軽に参加してみて下さい。運営メンバーも随時募集しています。一緒にグローバルな輪を広げましょう!
『One Coinでつながるせかい』facebookページ広報動画(日本語 Ver)
広報動画(English Ver)