【お困り就活生へ】当てはめるだけ!超簡単ES作成法
アドバイス、インターン、基礎知識、学生生活、雑学
19年11月29日
今年も残すところ後わずか。 外を歩けば鼻先が冷たくなる厳しい冬がやってきました。 もうすでに「年末年始の年越しを誰とどこで過ごそうかな」なんて 楽しいことを考えている人も多いのでは?
ですが、去年と今年では違う点がひとつ。 みなさんが今取り組んでいる就活です。
就活があっても、「年末年始はこたつから出ずに、あったかい室内でゴロゴロしたい!」「友達と朝までカウントダウンがしたい!」と思いませんか?
今回は、就活スケジュールをこなしながらも、 年末年始を存分にエンジョイするために、 「完全無敵ES草案」を完成させる構成を伝授します!
あなたにオススメの記事
【先輩、11月って何してましたか?】2021卒の就活スケジュール研究
【ES草案を年内に完成させておくべき理由】
年が明けると、冬季インターンや企業説明会ラッシュ さらにES提出締め切りが迫り、バタバタの日々が続きます。
このような状況で、選考企業に合わせたESを作成していると せっかく自己分析で考え出した就活軸がブレブレになってしまう恐れもあります。
ですので、年明け前にESの草案をいくつかのパターンで 完成させることが必要です。
【PREP法はすべての文章構成のキホンだが…】
「ES、書き方」でインターネット検索をすると、 基本的にPREP法を使用したテンプレが検索結果として提示されます。 PREP法とは、Point(結論) Reason(理由) Example(具体例) Point(結論) の順番の文章を構成するやり方です。
例文をあげると、
「私は文章を書くことが好きです。」
↓
「なぜなら、感情を整理ながらゆっくりと自分の考えをまとめられるからです。」
↓
「具体的にいうと、恋人や友人に手紙を書くことにより、普段は見逃してしまっている感謝の気持ちが思い起こされることが多くあり、日頃伝え忘れがちな感謝を伝えることができます。」
↓「よって、私は文章を書くことが好きです。」
このように、PREP法を意識して文章を構成すると 意見や考えがロジカルに相手に伝わります。
私も就活生の頃に、このPREP法を使ってESを書いていたのですが 実際に書き進めていくと…あれ??うまくいかない…?
シンプルにPREP法はザックリし過ぎてES作成には細かい視点が足りないのでは?と思い始めました。 個人的に、抽象的な議題や一般論を自分なりに解釈するのが 苦手ということもありますが、PREP法を使っても重いようなESに仕上がらなかったのです。 では、どうしたのか?
【ESの文章構成をさらに解説!】
PREP法を使っても、絶望的に薄い内容のESしか完成しなかったので、 まずPREP法を使うことを疑いました。 そして、PREP法をES作成に当たってさらに 細分化して考え、徹底的に相手に伝わる文章を意識しました。
ESの内容である、代表的内容は「学生時代に力を入れたこと」です。通称、「ガクチカ」 それを顔も姿も見たことがない選考官に対して、どのように伝えたらいいのかを一番に考えました。 また、ESで選考官が見るポイントとして、「論理性」「課題解決力」「改善点」が網羅的に 組み込まれていると仮定しました。
個人的に、さらに「感情的になったポイント」を入れることで個性が出る文章になるとも考えていました。 それを踏まえての、ES文章構成がこちらです。
結論(期間、役割、定量的結果等)
※いきなり背景事情、前提から始めると読む気をなくします。
(例)私は4歳からピアノを習っていて、数々のコンクールで優勝経験があって~
↓
前提条件(組織の目的、規模感、自身のスキル等)
↓
動機(なぜそれをしようと思ったのか、モチベーションの源泉)
※ある場合のみで可
↓
困難(課題、なぜ課題と感じたのか)
※数値を示して規模感をイメージしやすくする
(例)部員の3分の2がインフルエンザにかかって~
↓
工夫した点
※なぜその工夫をしようと思ったのかを明確に面接で言えるようにしておきましょう
↓
(改善点)
※ESの形式による
選考官の目的は、「一緒に働く人を採用すること」。 すなわち、会社に入って「お金を稼げる人」を求めています。 ビジネスは常に数字を意識して刻一刻と変わる世間の状況に臨機応変に 周りの人と限りある時間で切磋琢磨することが必要です。
そのために、ビジネスパーソンとしての像を意識してES作成しましょう!
「たかが、ES。されどESです。」
ESの草案ができたら、語順や語尾を意識してさらにブラッシュアップを重ねていきましょう!