【新大学4年生へ】飽きない!ユニーク「自己分析」試してみませんか?
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19年10月10日
大学3年生になり、サマーインターンや早期選考のために自己紹介やエントリーシートを書く人も多いはず。 自分の性格の特徴や強みを言葉にして、他人に伝えることは意外と難しいと感じた人が多いのでしょうか?
そのなかで、突然みんな揃って「自己分析」を始めます。 「自己分析」には終わりがなく、正直面倒くさいと思いませんか?
ということで今回は、ユニークで「飽きない」自己分析を紹介します!
【寝ながらできる?!演繹的自己分析&企業分析】
「絶対内定」などの就活本とにらめっこして長時間自分について考えるのは、なかなか億劫。 ちょっと今日はやる気が起きないなあ…。というときに 最適なのが「演繹的自己分析・帰納的自己分析」です。
まず、演繹法は一般論やルールに観察事項を加えて、必然的な結論を導く思考方法のことです。 例えば、「就活はスーツで行う。」「スーツはリクルートスーツに限定される。」という二つの全体が示すのは、「ゆえに、就活はリクルートスーツで行う。」という結論です。
これを自己分析に応用すると、 「ヨーグルトが牛乳で作られている。」(一般的な事情) 「私はヨーグルトが嫌いだ。」(観察事項) 「ゆえに、私は牛乳が嫌いだ。」 (必然的な結論) という客観的な自己分析ができます。
ただし、前提となる原理原則に関する正確な情報は自己分析の場合は主観が入りやすいので、 場合によっては、企業分析をする際の方が生かせるかもしれません。
また、前提となる事情を疑うことで観察事項が同じでも違う結論になるので、 そこもより深い自己分析ができるポイントです。
「ヨーグルトは豆乳でもつくれるのでは?」だと、結論は大きく変わりますね? 少し理屈っぽく聞こえますが、アタマの体操がてらに使ってみるとロジカルシンキングが鍛えられるかも◎
【友達と合コン感覚で?!ジョハリの窓】
「ジョハリの窓」は、自分が知っている「自分の特徴」、他人が知っている「自分の特徴」">の一致・不一致を四つのマトリクスを使って分析する自己理解のツールです。
心理学でよく使用されるフレームワーク(手法)で、客観的に自己理解のズレに気づくことで他人とのコミュニケーションを円滑にする狙いがあります。
「盲点の窓」、「秘密の窓」や「開放の窓」など、ゲームのダンジョンさながらの名前が付けられている「四つの窓」を自分をよく知る友人と一緒に埋めていくことによって 自己理解を深めます。
ジョハリの窓は、他己分析を通して自己分析を進めていくことのできる一石二鳥のツールです。
関係性が異なる友人を数人集めて、自分の印象を聞いてみるのも 自分の行動傾向とそれぞれの友人に対する“自分も気づいていなかった本音“に気づくかも?! ちなみにお互いの印象を言い合う合コンの冒頭なんかも、軽いジョハリの窓っぽいですよね(笑)
【鑑定結果は信頼度高◎2000年前の秘法「エニアグラム」】
「エニアグラム」は2000年前のアフガニスタン地方で生まれた、イスラム教スーフィー派へ受け継がれた個人の特性を9つのタイプに分類した自己理解ツールです。 就活で企業が適職診断や適材適所の観点から取り入れることとも多い信頼できるツールと言えます。 ベーシックな診断方法は、エニアグラムに対応した90の質問に回答することで 9つの人間の資質の各スコアが表示されます。
それぞれのタイプの行動傾向や思考クセ、さらに各タイプが「囚われている」感情も知ることができます。「囚われている」感情とは、元来人間のこころの中に存在する9つの感情のなかで、普段生活していて何度も感じやすい感情のことを指します。
例えば、「献身家」(9つの性質)は「プライド」に囚われていて、他人の目を気にする気持ちを隠すために「プライド」を理由にして自分を棚に上げて周りを見下す傾向があります。
一概には、言えませんが、少なくとも筆者は当たっていました(笑) なかなか欠点をものすごく的確に言語化してくれる人は少ないので、知ることができてうれしかったです。(ちなみにこの発言からも、私は周りを見下していることもわかりました(笑))
みなさんもぜひ自己分析さえ楽しんで、自分にとって有意義な就活にしましょう!