日本の外国人が嫌いなところ
海外ネタ
19年1月24日
前回は日本の外国人が好きなところについて書きましたが、もちろん嫌いなところもあるはず。今回は日本の外国人が嫌いなところをご紹介します。
非効率的でストレスフルな労働環境
日本の労働環境が悪いのは、多くの日本人も同意することですよね。今では、労働法も厳しくなっており、ワークライフバランスが保てる会社ももちろんたくさんあります。しかしその一方で、未だに長い残業を従業員に強い、従業員からの意見を聞き入れないような伝統的な日系会社がたくさんあるのも事実です。このような働き方は、当たり前ですが生産性が低く、ストレスフルです。「日本に住みたいけど日本で働きたくない」という人が多いのも納得ですね。一刻も早くこの状況が改善されるようにみんなで取り組みましょう。
満員電車
東京の通勤電車は誰にでも苦痛だと思います。ここまでの人混みに慣れていない外国人にはなおさらきついことでしょう。さらに、満員電車では痴漢の被害にあったり、逆に痴漢の罪を着せられるという危険性もあります。東京で働くなら勤務時間が自由でもない限り過酷な満員電車を避けるのは不可能です。改善できる方法があるならしてほしいものですね。
テスト中心の教育
日本の教育が暗記中心であるということは、前々から言われていることです。日本人が英語が苦手なのもテスト目的の勉強が主流であり、ライティングやリーディングが重視されていることが一因です。実際に社会で生きていくためには、自分で考える力が必要です。学校では幼い頃からもう少しディスカッションを重視する授業をしてほしいものです。ただし、他者への優しさを教える道徳の授業があったり、自分たちで放課後掃除をする文化があることは世界でも高く評価されています。いいところは残しつつ、日本の教育がより良いものに改善されるといいですね。
集団思考
集団思考は日本の良い点でも、悪い点にもなりますね。「他人に迷惑をかけてはいけない」「社会に溶け込まなくてはいけない」という考え方は、日本が安全で清潔な国である理由でもありますし、親切で礼儀正しいという国民性にもつながっています。一方で、日本の自殺率が高い一因でもあります。成人の自殺の原因の第一位は健康、第二位が経済や生活です。誰かに面倒を見てもらわなくてはならない状況になった時迷惑をかけたくないと考えたり、職を無くした際家族へ申し訳なく感じたりして死を選んでしまうことが多いのです。集団を大切にしつつ、個人も尊重するように変わるといいですね。
いかがでしたか?日本には他の国と同じようにいいところも悪いところもあります。一度客観的に見てみると、それがよくわかりますよね。日本が自国のいいところをもっと伸ばしながら、悪いところを改善することでもっといい国になるといいですね。