【実話】今までの面接で心に残る面接官
学生生活
18年8月22日
入試、バイト、インターン。今まで数えきれないぐらいに面接を受けてきました。落ちたり、受かったり、結果はいろいろ。なんで落とされたのかさっぱりわからない面接もいろいろあったし、何が聞きたいのかさっぱりわからない面接もいっぱいありました。でも、こちらが質問されて、聞かれたことに返す、ただそれだけの面接が多い中で、先日2件、忘れられない面接官に出会いました。
1. 私の質問に対して企業側からの視点とインターン生側からの視点両方に言及する面接官
これは面接なんだろうか。知り合いのおっちゃんと喋ってるだけなのではないか?!と思うようなフランクな面接官。私の「有給インターンと無給インターンとアルバイトの違いはなんだとお考えですか」という質問に対して、「学生にとって一番有益なのは、有給のインターン。それは、責任が発生するし、裁量が与えられる幅が大きいから。企業側も学生との距離を取りやすい。有給だから、ちょっと無茶をいう企業もあるかもしれないけれど、でも成長できる。無給インターンだと、学生はこき使われるか、あまり仕事を任せてもらえないか。企業は、無償だという理由でただ働きさせるか、それとも物事を頼みづらいか。アルバイトは、学生も企業も割り切るから、あまり仕事を任せてもらえない。」企業側の事情ばかりでなく、学生の視点にも立てる人事担当者の方のお答えは、忘れられないと思います。
2. 「あなたは何がしたいですか。どうなりたいですか」と聞くインターン面接官
バイトでもインターンでも、「あなたは何ができますか」と尋ねられることは多かったけれど、何がしたいか、どうなりたいかを聞かれたことは入試以来。仕事って、したいことをすることも許されるんだ!って思えた瞬間でした。同時に、チャレンジ精神を大事にしてくださる企業もあるんだなぁと。
面接が好きな人なんてあまりいないですよね。ちょっと話しただけで、人から評価されて、それだけで人生が決まってしまう。「どうして通ったか、どうして落ちたか」に関しては何も教えてもらえない。そんなんで私の人となりがわかったような顔しないでって思ったことも数えきれません。が、面接官も自分も人。人と会う、という行為から何かが生まれることはたくさんあります。ですから、面接は避けないで。忘れられない出会いもたまにはあるかもしれません。