面接時の言葉遣い◆意外と難しい「尊敬語と謙譲語」
基礎知識
17年1月25日
インターンや就活の面接のとき、気をつけているつもりでも、ふとした拍子に普段の言葉遣いが出てしまったりすることがあります。
特に、尊敬語や謙譲語は社会人●年目の人ですら、正しいと思って使っている言葉が実は間違いだった…などということもあったりするもの。
今回は、お客様や目上の方に向けて話す場合の間違いやすい言葉遣いの事例を挙げてみたいと思います。「え~、知らなかった!」という人は、今日から自分の話し言葉をもう一度チェックしてみよう!
ここが変だよ★尊敬語~Check it out!~
☆●●様はおられますか?(誤)→●●様はいらっしゃいますか?(正)
☆了解しました(誤)→承知いたしましたorかしこまりました(正)
☆●●様はこのように申されていました(誤)
→●●様はこのようにおっしゃっていました(正)
☆どこへ参られますか?(誤)→どちらへいらっしゃいますか?(正)
☆●●様でございますね?(誤)→●●様でいらっしゃいますね(正)
☆上司にも申し上げておきます(誤)→上司にも申し伝えておきます(正)
☆●●(自社の者)はお休みをいただいております(誤)
→●●は休みをとっております(正)
※「お休み」☓・・・自社に対して丁寧語の「お」はつけない
※休みをいただく・・・休みを与えているのは自社なので、社外の人に
「いただく」はおかしい
☆(電話をかけたほうから)こちらからまた折り返しお電話します(誤)
→こちらからまたお電話いたしますorこちらからまた改めます(正)
※自分がかけたときは「折り返し」ではない
☆ご利用できません(誤)→ご利用になれません(正)
☆とんでもございません(誤)→とんでもないことでございます(正)
☆御社のホームページを見させていただいて(誤)
→御社のホームページを拝見いたしました(正)
☆お名前(電話番号)をいただけ(頂戴でき)ますか?(誤)
→お名前をお伺いできますか?(正)
※名前や電話番号はモノではないので「もらう(頂戴する)」ものではない
いかがでしたか?
こういう言葉遣いは、実際のビジネスシーンで使って初めてわかることも多いものです。
長期インターンシップで場数を踏むことで、社会人になったときに
「言葉遣いがしっかりしてる!」と周りからの評価も高くなること間違いなしです!