<地域と仲良くなるとイイコトあるかも?>地域消防団学生分団の活動
学生生活、雑学
18年6月14日
みなさんこんにちは!そろそろ新生活にも慣れてきたころですか?わたしも、あたふたしたオリエンテーション期間を経てようやくまわりが見えるようになってきたということで、新たな活動に手を出しました。地域消防団の学生分団です。
実家から離れて、下宿して大学に通っている人、多いですよね?わたしも実は、下宿です。下宿って地元から離れてるし、地域の人に全く知り合いがいないし、寂しくないですか?わたしは、地元が大好きなのでとっても寂しいです。でも、住めば都ならぬ住めば地元。地域にどんどん溶け込んで、地域の人と活動して仲良くなれば、そこは生まれ故郷ではなくても地元になり得るのです。ということで、地域の方々のお役に立てる、地域消防団の学生分団の活動に参加し始めました。
活動内容は、災害の危険性を啓発する運動、避難訓練、そして、学生の視点からどのような災害対策が必要か考えることです。
特にわたしの所属する大学は留学生が多く、学内の公用語は英語であるという特性を生かし、英語での災害啓発に力を入れています。例えば、学内や外国人観光客が多く集まる場所で、英語による地震やクマ発生の注意喚起をしたり、英語で運動部に所属する留学生向けに救命講習イベントを開いたりしています。外国人向けのイベントと日本人向けのイベントで大きく異なることは、外国人からはフィードバックがいただけることです。ここの情報が不足している、もっとこんなことが知りたい、など、今後の活動に活かせるようなアドバイスが多くいただけることにやりがいを感じています。
今企画していることは、災害時に避難所で外国人と日本人がトラブルにならないように、避難所での生活や気をつけるべきことをお互いに知り合えるようなイベントです。わたしは、学内で留学生と共同生活をしているので、文化の違いなどを理解しているつもりではありますが、非常時にそのような心の余裕があるのか、さらに外国人に慣れていない方にそのような理解ができるのかはわかりません。避難所でよりストレスの少ない生活を送れるように、自分が大学で学んだことを活かして地域のお役に立てれば良いなと思っています。
この活動を通して、地域の方々に会う機会も増え、自分は地域に貢献しているんだ、自分もこの地域の一因なんだという意識が生まれ、今では第二の地元という感じです。
もし、自分にとってここは地元じゃないなあとか、住んでる地域に馴染めないなあと思っている方がいれば、自分からそのコミュニティに飛び込んでいってください。いつかそこが第二の地元、第二の故郷になり得ると思います。