「日本から出ないから英語はいらない」時代はもう終わった?!
雑学
18年3月12日
皆さん、英語は苦手ですか?「日本が好きだし、日本から出る気はないから英語なんていらない」と思ったことがありますか?英語は何も海外に行くため、外資系企業で働くためだけのツールではありません。日本が大好きだからこそ必要なツールでもあるのです。
日本に来る外国人が増えている中、普通に日本で生活していても外国人と接する機会はあるはずですし、これからもさらに増えるでしょう。その際、日本に来たばかりの外国人は日本語がままならない方も多いはずです。そんな日本語が話せない外国人たちが日本に適応できるようにサポートするには、英語というツールが必要となってきます。
近年、日本への観光客や移民は急上昇しています。街に出て、外国人が多くなったと感じる方も多いのではないでしょうか。外国人が日本にくることは、日本の経済発展や労働力不足など様々な問題の解決の糸口になることでもあります。しかし、文化が全く違う国から来た人たちが増えると、文化摩擦という大きな問題が出て来るのも否めません。
「郷に入れば郷に従え」。それはもっともで、外国人であろうと日本に来るなら日本の文化や規則に従うのが礼儀です。しかし、日本に来たばかりの外国人に、なんで日本文化を知らないんだ、日本語を話せというのは流石に無理があります。彼らが、日本文化や日本語を学ぼうと努力しなければならないと同時に、私たちも彼らを受け入れる姿勢を整えなければならないのではないでしょうか。そして、彼らが日本に来てしばらくの間、彼らの日本への適応をサポートするために必要なツールが英語なのです。
皆さんは街中にいる外国人に対して不快な思いをしたことがありますか?そして、その時どうしているでしょうか。彼らに注意したことがあるでしょうか。ほとんどの人が、言語に不安があるから恥ずかしいからといって、直接彼らに注意をしたことはないのではないでしょうか。外国人の方が日本で不快な行動をとったからといって、必ずしも無礼な人とは限りません。世界では日本と違う文化やルールの国がたくさんあります。彼らのとる「不快な行動」は、母国では当たり前のことなのかもしれません。そして、彼らにそれを教えてあげる日本人がいなければ、彼らはその日本のルールを知ることはなく、無意識に日本人と外国人の溝を深めてしまうかもしれません。
グローバル化が進む中、外国人が日本に入って来ることは避けられることではありませんし、むしろ日本にとって有益な部分もあるのです。しかし、彼らが日本へ適応するように努力しなければ、そして私たちが彼らの適応をサポートしなければ、日本は外国人と日本人が対立しながら生きる国になってしまいます。そして、適応できない外国人が増えると、日本文化は損なわれてしまうのです。
大好きな日本文化を守るために、日本に来てくれる外国人の順応をサポートできるよう英語というツールは大切だと思いませんか?