【連載★国際恋愛事情】国際カップルに立ちはだかる障害とは?(パート3)

雑学

18年3月08日

今回が国際カップルに立ちはだかる障害についての最後の記事になります。より真剣な交際に発展させたい時に考えなければいけないことについて見ていきましょう。

遠距離問題

外国人のパートナーを見つけた場合、すでに同じ場所で生活を築いていない限りは、一定の期間遠距離恋愛が続く場合が多いです。スカイプなどの通信手段が整っている今では、ほとんどどこの国にいても連絡を取り合うことができます。しかし、長い遠距離恋愛をうまく続けるのは至難の技。お互いに定期的に会いに行ったり、頻繁に連絡を取り合ったりなど様々な工夫が必要です。また、いつ遠距離恋愛に終止符を打つのかある程度予定を立てた方が、お互いに頑張れるかもしれませんね。

移住地問題

一方、もしくはお互いが移住している状態で出会ったのなら問題ありませんが、留学中などで出会った場合、遠距離恋愛に終止符を打つには最終的にどちらかが母国をでなければいけません。母国を出るということは、家族や友人、慣れた環境を離れるということ。結婚して子供ができれば、自分の両親が孫と会える時間を奪ってしまうことでもあります。また、仕事があれば仕事を辞めることにもなりますし、職種にもよりますがどの国も外国人が職を見つけるのはそれほど簡単なことではないでしょう。両方の国を行き来するというのも、仕事や子供のことを考えれば難しいかもしれません。よく話し合って計画を立てましょう!

結婚式問題

交際がうまくいけば、最終的には結婚に至ることでしょう。しかし、そうなると結婚式の問題が生じます。国によって結婚式のしきたりは異なります。また、事実婚が多いところでは籍を入れるか入れないかというそれ以前の問題もあるかもしれません。そして、日本で式をあげれば、パートナーのゲストに来られない人が多くいるでしょうし、外国であげれば自分のゲストに来られない人が多く出るでしょう。結婚式を二回あげることも可能ですが、その場合コストの問題やどちらを先にするかという問題もあります。さらに、コストに関することだと、ご祝儀の問題もあります。日本では、親からの援助やご祝儀が費用の助けになります。
しかし、ご祝儀という文化がなく、単に新生活に必要なものをプレゼントするといった国も多いのです。その場合、相手のゲストにご祝儀についてどう伝えるのか、伝えないのかも考えなければいけません。家族も巻き込む問題ですので、じっくり話し合って直前に揉めないようにしましょう!

3回にわたって国際カップルの障害について述べてきましたが、いかがでしたか?異文化間での交際には多くの課題があります。しかしその一方で学ぶことも多く、自分が成長する機会にもなりえます。世界は広いのです。もし好きな相手がいないと悩んでいるようなら、世界に目を向けてみてはいかがでしょうか。最高のパートナーが見つかるかもしれません。

written by むる
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