【連載★国際恋愛事情】国際カップルに立ちはだかる障害とは？(パート1)

日本に来る外国人、海外に行く日本人が増えている中、外国人と交際に発展することも増えています。日本人同士でも、良い関係を長く続けるのは難しいもの。外国人のパートナーとなるとさらに、文化の違いから喧嘩になったり、様々な障害に直面します。後から色々と揉めるよりも、大切なことは早い段階で話し合っておいた方がいいかもしれません。というわけで、今回は、外国人と恋に落ちた時、乗り越えなければならない障害を、デンマーク在住・大学生むるが紹介します。

家族の懸念

外国人パートナーを見つけた時、長期的な関係を考えているなら、まず気になるのは家族の反応ではないでしょうか。今の学生の親世代は比較的外国人との交際にもオープンな方が大半かもしれません。しかし、おばあちゃんやおじいちゃん世代は、まだまだ外国人との交際に抵抗がある方も多いのではないでしょうか。外国人との関わりがあまりない方だと、言語や文化面での不安、未知への恐怖から反対したり、ある程度外国人と関わりがある方でも、曾孫がハーフになっていじめられないかと心配する人も多いでしょう。言語や文化は確かに長期的な関係を築く上で難しい問題ですし、未知の存在と関わるのは誰にでも興味と恐怖が伴うものです。また、日本では集団主義からくる排他的行動が未だに存在し、外国では人種差別が顕著な国も多く見られます。そう考えると、彼らの心配もあながち的外れではないのです。

とはいえ、掴んだ恋を手放すのも、家族に反対され続けるのも辛いもの。パートナーにも負担がかかるかもしれません。反対している家族を納得させるには、パートナーの良さをわかってもらうことと自分が幸せであることをアピールすることが一番大切です。パートナーと家族との間を取持ちながら、どんどん幸せアピールをして家族に納得してもらいましょう！

言語の壁

両方がお互いの言語を話せる場合は別ですが、そうでない場合はお互いの母国を訪れた際に言語の壁を体感することになります。特に相手の母国語が英語でない場合は、英語でコミュニケーションをとっており、どちらも相手の母国語は話せないという場合もあるのではないでしょうか。自分たちの中でのコミュニケーションはそれで成り立っていても、長期的に見れば相手の家族との会話や、お互いの母国での生活などを考えるとお互いの言語の習得は大切です。しかし、もちろん言語は簡単に習得できるものではなく、お互い助け合いながら我慢強く努力することが必要となります。

いかがでしたか？国際カップルの障害はまだまだあります。続きはパート2をご覧ください。