2018年!今年の恵方は・・・「南南東」!!
雑学
18年2月02日
2月が始まり、冬の風が吹くこの頃。みなさん、体調はいかがでしょうか?私の周りではインフルエンザが流行りだしました。うがい・手洗い・マスクをして予防に努めましょう!!
さてさて…もう少しで「2月3日 節分」ですよね!今日は、節分について知ってるようで知らない情報を綴っていこうと思います。いずれも諸説あるお話なので「ふーん、そうなんだ!」という感じで読んでいただければ幸いです!
「節分」って何の日?
まず、「節分」の意味は何でしょうか?また何でこの日が特別なのかご存知でしょうか?「節分」=「季節を分ける」、つまり季節が移り変わる日を指し、立春・立夏・立秋・立冬と4つある内の1つでした。特に、春は1年のはじまりと考えられ特に重んじられていましたので、だんだんと節分=春の節分となり、今にも残る風習となったのです。立春が1年のはじまりの日、つまりお正月に相当したのです。従って、節分はその前日の大晦日に値します。「豆まき」は元々、一年の「厄払い」をする行事だったのです。
「豆まき」はどうしてするの?
「鬼は~そと!福は~うち!」節分の行事といえば、「豆まき」ですよね!豆を投げる事によって、鬼(悪運)には出ていってもらい代わりに福(幸運)がやって来ますように…という願いを込めて行う、という漠然なイメージではありませんか?実は、豆まきの歴史・由来がちゃんとあるんですよ。
豆まきは、中国の習俗が伝わったものとされています。豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っていて、「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということ事を表したのです。
豆まきは一般的に、一家の主人あるいは「年男」(その年の干支生まれの人)が豆をまくものとされていますが、現代では家族全員で鬼を演じる、という家庭も多いようですね。自分の年齢の数、もしくは自分の年齢プラス1の数(数え年)の豆を食べると病気にならず健康でいられると言われています。
恵方巻きは「南南東」を向いて食べよう!
節分の日の縁起ごはんと言えば、「恵方巻」です。その年の「恵方(その年の神様がいらっしゃるめでたい方角)」を向いて、無言で食べながら願い事を叶えるというのが決まりですよね!
江戸時代末期に大阪ではじまった「節分に恵方巻を食べる」という風習が、全国に広まったのは2000年代と言われ、割と現代の習慣なようです。今では、パン屋さんも「恵方パン」といって酢飯の代わりに食パンで具材を巻いたパンを売っているのを見かけました。習慣というのは時代によって変わるもんですね~。今年は「南南東」に神様がいらっしゃるようなので、皆さんも恵方巻を手に願い事を唱えながら「南南東」を向いて食べましょう!!