もうすぐバレンタインデー♡チョコをあげるのは日本文化!?

雑学

18年2月05日

2月の”特別な日”といえば…
『バレンタインデー』ですよね♡

日本では、すっかり「恋人の日」として知られていて、「女の子が好きな男の子にチョコレートを渡す日」というイメージが定着しています。そして、最近では友チョコ・義理チョコという風にして、周りの人へ感謝の気持ちをプレゼントする日となっていますよね!そもそも、バレンタインデーは何の日として設定され、どこで始まったお話なのでしょうか…??今日は『バレンタインデー』にまつわるお話を紹介しましょう!!

バレンタインデーって何の日?

英訳だとSaint Valentine’s Dayとなります。つまり「聖バレンタインの日」という意味です。西暦3世紀のローマに遡り、皇帝クラウディウス二世(在位268-270)は、若者たちがなかなか戦争に出たがらないので、困っていました。若者たちが自分の家族や愛する者たちから去りたくないからだと考えたクラウディウスは、ついに結婚を禁止してしまいました。しかし、インテラムナ(イタリア中部にある町で、現在テルニ)のキリスト教司祭であるバレンティヌス、英語読みではバレンタインは、かわいそうな兵士たちをみかねて、内緒で結婚をさせていました。それが皇帝に知られては大変なことになります。また当時のローマでは、キリスト教が迫害されていました。

皇帝は、バレンティヌスに罪を認めさせてローマの宗教に改宗させようとしましたが、バレンティヌスはそれを拒否しました。そこで、投獄され、ついには西暦269年2月14日に、処刑されてしまったということです。(270年という説もあります)。 従って、「恋のキューピットの死を慈しむ日」としてバレンタインデーはできたのです。そこから、恋人の日として定着していったのですね。 チョコレートを贈るのは日本独自の文化!?

日本では、バレンタインデーに女性から男性へ愛を伝えるのにチョコレートを渡すという習慣が根付いていますよね。でも、それって世界共通ではなく、日本だけの習慣なんです!

昭和30年(1950年代)から始まった習慣で、チョコレート会社による販売戦略として「バレンタインデーにチョコレートを!」といった謳い文句で宣伝がされていたようです。当時は。バレンタイデー用のチョコレートを購入した方々へ劇場招待券を渡したり、腕時計をプレゼントとしたりするという企画もあったようです。クリスマスが「恋人と過ごす日」として日本で定着しているのも有名なCMの効果ですよね。無宗教で、イベント好き!?な日本では、世界各国の記念日を「日本色」に染めて、新たな独自文化を作っているのです。

参考文献:日本チョコレート・ココア協会

written by めいちゃん
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