【大学生の今更聞けない常識】大学成績表にあるGPAって何なの?
学生生活
18年1月10日
大学の成績評価の段階などは、各大学によって異なりますが、例外として大学に関係なく成績表にGPAとよばれる数字が表記されています。
高校までの成績にはない概念なので、にわか程度しか知らない、全く知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな方に向けて、大学の成績表に表記されるGPAについて簡単に説明していきます。
大学の成績表に記載されているGPAって何なの?
そもそも大学の成績表に記載されているGPAとは一体何をあらわしているものなのでしょうか。
結論から言えば、GPAとは、決められた方法によって成績の平均値を算出する指標で、正式名称は「Grade Point Average」になります。大学の成績ごとに、5段階で4から0までの数値がつけられ、特定の方法で成績の平均値が算出されます。
簡単にいえば、大学の成績の平均を数値として最大値4で表示するものです。
大学の成績表に記載されるGPAは何に使われるの?
大学の成績表に記載されるGPAの意味について簡単に説明してきましたが、GPAはどのような場面で利用されるのでしょうか?
①大学院への進学の際の評価基準
学生の中には、大学卒業後も大学院に進学して勉強を続けることを希望する学生がいると思います。
大学院は大学の勉強の発展分野を学習する場所なので、大学の勉強をしっかりと励んできたかどうか、大学の勉強を理解している状況かが見られます。
そうした際に大学院の入学可否の判断基準の1つとして用いられるのです。
②就活の合否基準になることもある
大学院進学ではなく就職1本なので、単位さえ取れれば良いと思っている学生の方がいれば、その考えは危険かもしれません。
会社によっては、大学4年間において大学の勉強に対してどのように取り組んできたかを結果としてみることができるGPAを就職の判断基準としている会社もあります。 大学在学中の課題に対しての取り組みも就活の合否を左右する可能性があるのです。
以上、大学のGPAについて簡単な説明と利用される場面をまとめてきました。
いかなる進路に進むにしても、自分の将来の可能性を狭めることのないためにも、大学の勉強にはしっかり取り組むべきということではないでしょうか。