除夜の鐘はデトックス?
雑学
17年12月28日
今年もあとわずか。年末の風物詩といえば、紅白歌合戦、大晦日のごちそう、有名人のライブ・・・など、いろいろありますが、やはり欠かせないのは「除夜の鐘」です。
えあままが子供の頃は、テレビで「ゆく年くる年」で各地の除夜の鐘の音を聞きながら「ああ、もう一年が終わるんだな~」としみじみした思いになったものです。
除夜の鐘の108回ってどういう意味?
除夜の鐘が108回撞かれるということは、みなさんご存知だと思います。
えあままが聞いたことがあるのは「人間の煩悩が108あるから」というものです。煩悩という言葉は仏教用語らしいのですが、ふだん聞きなれない言葉なので、なんだかピンとこないな~と思ったりします。
この数字に関しては、もっといろんな説があるようです。
1年を12ヶ月、24節気、72候と考え、これを全部足すと108になるという説。節気や候っていう言葉に馴染みがないので、それを聞いても正直「ふーん」って思ってしまいますが(笑)
面白かったのは、108が四苦八苦からきているという説。4×9、8×9をそれぞれ足すと、なんと108になるというものです。1年の四苦八苦を鐘の音で浄化してくれる・・・みたいなイメージでしょうか。
除夜の鐘は浄化作用あり?
除夜の鐘には、もともと「古いものを捨て、新しいことを迎える」という意味があるそうです。これはちょっと断捨離の思想にも似ているかもしれませんね。古いもの、不要なもの、自分の中の悪いものを捨てることで、新しいものを手に入れる・・・そんな感じでしょうか。
一年の終わり、除夜の鐘を聞きながら、ネガティブな感情や怒り、悩みなどを手放して、スッキリした気持ちで信念を迎えましょう!
Writeen by えあまま