今年もやってきました「大掃除」★掃除苦手な人も好きになる?!大掃除まとめ★

雑学

17年12月19日

年の瀬が近づいてくると、「大掃除」というワードが浮上してきますね。みなさんのご家庭でも、御用納めが終わった頃、家中の大掃除をするのが年中行事になっているところもあると思います。
掃除・・・というと、なんとなく「さあて、やるか~、よっこらしょ」みたいな気持ちになってしまうのは、えあままだけでしょうか。まして「大掃除」となると「掃除」に「大」がつくんですから、そりゃあもう自ずと腰が重くなるというものです。
今回は、そんな「大掃除」がちょっと好きになるようなコラムを書いてみたいと思います。どうか成功しますように(笑)

大掃除の習慣っていつから始まったの?

大掃除の由来は、平安時代の「煤払い(すすはらい)」が原型と言われています。お正月の神様を迎えるため、神社などで一年の煤を払うという神事を「煤払い」と呼んでいました。
クリスマスを祝ったあと、大晦日にお寺の除夜の鐘を聞きながら、神社の初詣に行く準備をする・・・というふうに、とってもフレキシブルな宗教観をもっている日本人ですが、お正月といえば、松飾りを飾り、お神酒を飲んで・・・と、神事の要素が強いですよね。こうして新しい年に、身も心もきれいにして、神様を家にお迎えするという「煤払い」から発展して、現在の「大掃除」になったというわけです。
ちなみに、日本以外の国ではいつころ大掃除をするのかというと、中国が春節(旧暦のお正月)の頃、欧米では春に行うことが多いようです。たしかに少し暖かくなってからのほうが、良さげな気がします。
ただ、「大掃除」が「新しい年を迎えるため」の行事と思えば、ちょっと寒いですが年の瀬に行うのが気分的にもいいのかもしれません。

大掃除と心理的効果

大掃除は、ただ単に家をきれいにするだけにとどまらず、意外と心理的な効果もあると言われています。
みなさんも経験があると思いますが、久しぶりにお部屋をきれいに掃除すると「ああ、すっきりした~」と思いますよね?掃除をしてスッキリしたと思うということは、裏を返せば、掃除せずに散らかった部屋にいるときは、知らないうちにストレスが溜まっていたということになります。
人間は、片付いていないところや汚れた環境に置かれると、自分でも気づかないうちに気持ちが荒んでくるそうです。
たとえば、こんな有名な実験があります。家の郵便受けの近くの壁に落書きがあったり、ゴミが捨てられていたりすると、その郵便受けから郵便物が盗まれる割合が25%もアップするそうです。落書きを消し、ゴミを片付けると、すぐに窃盗行為がなくなったといいます。このように、落書きやゴミをいつまでも放置している状態だと、人は強いストレスにさらされるのだそうです。
ストレスを抱えたまま、新しい年を迎えたくないですよね。実際、掃除苦手なえあままも、思い切って部屋を片付けると、心が軽くなった気がします。みなさんも、次の言葉を噛み締めてみてください。

「ゴミの重さは心の重さ」

う~ん、納得です。

掃除のコツって?

掃除苦手なえあままが「コツ」を伝授って?・・・と思うかもしれません。いや、掃除が苦手だからこそ、重い腰をあげるための「コツ」をお話しできるのですよ(笑)
よく、大掃除するにはしっかり計画をたてて・・・などと言われます。これがまず、重い腰の原因なんだと思うのです(笑)
とにかくどこでもいいから何も考えずに掃除を始める!これです。
もちろん、計画をたててPDCAをまわしながらやりたいという方もいらっしゃると思いますので、それができる方は(尊敬!)ぜひとも計画的にやってほしいと思います。
今回は掃除が嫌だな~と思う人へのアドバイスです。
とりあえず始めてみて、手を付けたところがきれいになると、不思議な事に、他のところもキレイにしたい・・・という欲望に駆られるのです。この「欲望」を上手に使って、どんどん進めていきましょう。
無計画ゆえの多少の無駄はあるかもしれませんが、これは意外と効きます!

それから、大掃除というと、たくさんの洗剤を用意しないと・・・とばかりに買い込む人がいますが、えあまま的には使う洗剤はひとつだけ。それは重曹です。油汚れのキッチンでも、フローリングの床汚れも、重曹を適度に水で薄めてスプレーすると、けっこうキレイになるんですよ。
こうやって、どんどんキレイになっていくと、不覚にも「掃除って楽しい!」って思えてくるから不思議です。

さて、えあままの独断と偏見に満ちた掃除術、いかがでしたでしょうか。いつも掃除苦手~と逃げていた人も、今年こそはお正月はきれいな部屋でスッキリ迎えてみませんか?

Written by えあまま
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