【社会人になる前に知っておきたい】機会損失という言葉の意味とは
基礎知識、雑学
17年11月07日
社会人でよく使われるものの、学生にはあまり馴染みのない言葉は数多くありますが、そのうちの一つに「機会損失」という言葉があげられます。
この「機会損失」という言葉はどういった意味でどのような場面で使われているのでしょうか。
機会損失とはどのような意味の言葉か
社会人において頻出ワードの1つである「機会損失」。その意味としては「ビジネスにおける売り手が売る意思を持っているにもかかわらず売り手都合で儲け及びその機会を失ってしまうこと」を指します。
学生の方でもわかるように説明すると、パン屋さんが営業時間中に商品のパンを売ろうと思っていたにもかかわらず、店員が遅刻して従来であればパンを50個作れば50個売れた時間に35個しか作れず15個分の得られたはずの儲けを失うことを指します。
機会損失を生み出さないためにはどうすればよい?
機会損失の簡単な説明をしてきましたが、そんな機会損失を出さないためには一体どうすればよいのでしょうか?会社全体というスケールで考えればなかなかに大変ですが、個人単位で考るのであればそこまで難しい話ではありません。
①事前のスケジュールを守る
あってはならないことですが寝坊で始業時間に遅れてしまうこと、事前に予定していた仕事のスケジュールに遅れてしまうことは、従来の時間で得られたはずのビジネスチャンスを失ってしまう点で機会損失に他なりません。
機会損失を生み出す一番の原因は時間を無駄に使ってしまうことなので、時間を守ることで機会損失を確実に減らすことができます。
②今しかできないことを優先する
仕事の中には、同僚の力を借りたりする必要があるなど限られた時間にしかできないこともあれば、そうでなく一人でいつでもできる仕事もあります。
楽な仕事からやりたいと考えて後者の仕事から手をつけて前者ができなければまぎれもない機会損失です。まずは限られた時間にしかできないことから注力しましょう。
以上、社会人頻出ワードである機会損失についてまとめてきました。
学生の頃と違い、社会人になると時間やお金という限られたリソースについてよりシビアに判断することも大事になっていきます。
今のうちから自分にある限られた時間やお金を心がけることで学生時代から無駄ない有意義な生活をおくることができるようになるかもしれません!