一生に一度は行くべきパワースポット!伊勢神宮の魅力★
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17年10月31日
みなさんは伊勢神宮を知っていますか?伊勢神宮とは、三重県伊勢市にある神社で、「お伊勢さん」の愛称で親しまれている、日本最大のパワースポットです。今回は一生に一度は行くべきと言われる伊勢神宮の魅力を紹介していきます!
伊勢神宮とは
伊勢神宮は、日本人すべての守り神を祀り、全国の数ある神社の中心に位置する神社で、正式名称は「神宮」と言います。中心となる大きなお宮が「内宮」と「外宮」の2つあり、「お伊勢参り」はこれらの2つを回ることとされています。内宮では、日本の総氏神で皇室の御祖先である天照大御神さまをおまつりし、外宮では、天照大御神さまの食事を司り、衣食住の神様である豊受大御神さまをおまつりしています。
伊勢神宮は、神様に日々の生活の感謝をするためにお参りするところで、基本的に個人的なお願い事をする場ではありません。伊勢神宮に訪れて、神様から命を授かったこと、日々生かされていることの喜びを改めて感じ、お礼をしてみませんか。
伊勢神宮の回り方
まず、順番としては「外宮」→「内宮」の順にお参りします。神宮の祭事は「外宮先祭」といって通常外宮から先に行われるので、参拝もこのしきたりにならうのが一般的です。外宮から内宮までは、バスに乗ると15分ほどで移動することができます。また、外宮では豊受大御神さま、内宮では天照大御神さまがご鎮座する社殿を「御正宮」と言います。まずは御生宮に参拝し、その後、御生宮に次ぐ格式の高い特別なお宮である「別宮」を参拝しましょう。
参拝マナー
神様に失礼のないように、参拝前・参拝時のマナーもしっかり心がけておきましょう。まずは鳥居をくぐるとき。この時、まんなかは神様の通り道なので絶対に通ってはいけません。通る前に一礼をし、神様を敬う気持ちで端を歩くのが礼儀です。
次に、手水舎で手を清める時のマナーです。まずは柄杓を右手で持ち、左手を洗います。次に、柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗います。その後、もう一度柄杓を右手に持ち替えて、左手で水を受け、口をすすぎます。最後に、柄杓を立てて残った水を流し、元の場所に戻します。俗世のけがれを清める場所なので、きちんと行いましょう。
最後に、参拝時のマナーです。お参りするときは、必ず最初に2回おじぎをして、その後右手を下にずらして2回拍手、右手を元の位置に戻してお祈りをし、最後に1回おじぎをしましょう。つまり、二礼二拍手一礼です。帰りに鳥居をくぐる時も、神様の方を振り返って一礼しましょうね。
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いかがでしたか?伊勢神宮は、神さまのご鎮座から2000年以上たった今でも人々の心を惹きつける場所です。お伊勢参りが盛んになったのは江戸時代。当時は、庶民にとっては旅そのものが困難だったため、伊勢神宮はせめて一緒に一度でも行きたいという憧れの場所でした。参拝者が「おかげさまで」の気持ちを持ってお参りしたことから、「おかげまいり」とも呼ばれる伊勢神宮。衣食住すべてに満足し、太陽に照らされながら暮らせているのは、普段生活していると気づかない当たり前のことのようですが、とても幸せなことです。日々生活できていることへの感謝を、一度神さまに伝えに行ってみませんか。