大事なのはデザインだけじゃなかった！知っておきたいTPOに合わせた賢いシャツ選びの方法★

今年のクールビズも、いよいよ9月30日で終了します。クールビズは、働くビジネスマンにとっては、ジャケットを羽織らずに身軽に仕事ができる、一年の間でも貴重な期間です。学生の皆さんにとっては馴染みのない「クールビズ」。言葉だけは知っていても、実際にどんなスタイルのことを指すか知っていますか？クールビズの基本スタイルはノージャケット＆ノーネクタイ。そこで、重要になってくるのが、シャツの選び方です。本日は、これから社会に出る学生の皆さんにクールビズ時にオススメのシャツの選び方をお伝えします。

★まずはシャツの種類をおさえよう！
ワイシャツ、ボタンダウンシャツ、クレリックシャツ、ポロシャツ。この4つの違いをご存知ですか？それぞれに特徴がありますので、TPOに合わせて使い分けましょう。

それでは、一つずつ紹介します。

ビジネスシーンの王道「ワイシャツ」

シャツの中で、最もスタンダードなワイシャツ。襟と身頃が同色で、ビジネスの場ではもちろん、冠婚葬祭などのフォーマルなシーンにも使えるマルチなタイプです。語源が「white shirts」のため、ワイシャツと言えば白色を指すのが一般的です。通常は一番上のボタンまで留めてネクタイを締めますが、クールビズの期間はノーネクタイで一番上のボタンも外して、爽やかに着こなしましょう！

ビジネスではOK！フォーマルではNG！「ボタンダウンシャツ」

襟が小さなボタンで留められているのボタンダウンシャツ。ワイシャツと混同している方もいるかもしれませんが、位置づけはカジュアルシャツのため、フォーマルな場には相応しくありません。特に、海外の企業と商談するときなどは絶対に避けましょう。ネクタイを装着しないのが本来の着こなし方であるため、マナーに厳しくない会社なら、クールビズ期間には活用できます。

ビジネスでもフォーマルでもOK！「クレリックシャツ」

白無地の襟と、色や柄物の身頃を合わせたシャツを「クレリックシャツ」と言います。クレリックとは、神父や牧師という意味。名前の由来は聖職者のガウンという神聖なものであることからビジネスの場でもフォーマルの場でも着用が可とされています。

カジュアルの定番「ポロシャツ」

本来は、襟付きの半袖シャツを総じて「ポロシャツ」と呼びますが、多くは綿100パーセントか綿の混紡率が高いもののをことを指します。近年は職場の制服として採用されることも増えていますが、そうでない場合は、ビジネスやフォーマルの場での着用は基本的にはNGです。ただ、近年はクールビズの影響からか、ビジネスシーンで見かけることもめずらしくなくなってきました。多彩なカラーが展開されているのもポロシャツの魅力ですが、ビジネスシーンで着用する場合は、白、黒、紺、グレーなどの無難な色にしましょう。

いかがでしたか？
デザイン性だけでシャツを選ぶのではなく、TPOに応じて適したものを選びましょう！

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