【時間のある学生時代に訪れたい!】世界の秋のお祭り
雑学
17年9月23日
皆さんは海外旅行は好きですか?この便利な日本で、その土地でしか食べられないものなんて、もはや少ないですし、TVやインターネットで世界の様子は知れるもの。でも、やはりその土地に行かないとその国の本当の顔は見えません。言葉や匂い、その国で出会う人々…知識だけでなく、実際に体感することで世界に対する見方も変わってきますよ。
今回は秋に開催される世界のお祭りをご紹介いたします。お祭りは、その国の文化が凝縮されているので、その国を知るとっかかりとしてはもってこい。またお祭りなので、気軽に隣にいる人たちと話したり一緒に盛り上がれたりもしますので、ひと味違った経験になるのは間違いなし。ぜひ時間に融通が利く学生時代に訪れたいものです。
オクトーバーフェスト(ドイツ)
最近では日本でもこのお祭りにあやかって開催されることが多いオクトーバーフェスト。知っている方も多いのでは?
毎年9月中旬〜10月最初の週末までドイツ・ミュンヘンで開催される世界最大規模のお祭りです。このお祭りの特徴はなんといってもその広さ。およそ東京ドーム約9個分の広さに、ビアホールのテントやソーセージなどの屋台、そしてジェットコースターや観覧車などの遊園地なども設置されます。
ビールは各醸造所がこの日のために用意した特別なビール。テント内には生のバンド演奏があったり、ビールに合う伝統料理などがあり、それぞれ個性あふれる内容となっています。ただ、テンションが上がりすぎて飲みすぎには注意!
国際気球フェスティバル(アメリカ)
毎年10月に9日間に渡ってアメリカのニューメキシコ州・アルバカーキで開催されているお祭り。700体以上の気球が空一面を埋め尽くす世界最大の気球のお祭りです。このお祭りは1972年から毎年開催され40年以上の歴史があります。世界の気球愛好家だけではなく多くの観光客が訪れ、毎年8万人以上の来場者数になります。
夜になると、ナイトグローというイベントがあり、気球を地上に固定して、気球の中のバーナーに火をつけます。気球がライトアップされ幻想的な雰囲気になり、また昼間とは違った風景を楽しめます。
死者の日(メキシコ)
お化けに仮装するハロウィンは日本でも定着してきましたが、メキシコで行われているこちらのお祭りはご存知でしょうか?毎年10/31〜11/2に開催され、日本のお盆のような意味があり、亡くなった家族や友人に祈りをささげる日です。
日本のお盆というと厳かに行われる印象ですが、メキシコでは南米らしく明るく祝います。オフレンダと呼ばれる祭壇は、骸骨のお菓子やフルーツ、キャンドル、おもちゃやテキーラの瓶、鮮やかなオレンジのマリーゴールドなどが飾られます。
開催期間は、カラフルで可愛い骸骨の飾り付けをした食べ物やグッズが並べられ、人々は死者の仮装などをして、街を歩き周ります。骸骨と聞くと怖いイメージがありますが、こちらのお祭りで飾られる骸骨はユーモアたっぷりの表情のものやカラフルなフラメンコの衣装を来ているものなど、親近感を湧いてしまうユニークなものばかり。個人的にはハロウィンよりも興味深く是非一度は参加したいお祭りです。