歯列矯正のすすめ

雑学

17年9月16日

今回は歯列矯正のお話をしようと思います。
ご自身の歯並びに満足していない、矯正に興味はあるけど怖くて踏み出せない、そもそも矯正ってどんなもの?という方に読んでいただきたいです。まず歯列矯正にはいくつかのタイプがあります。

①ブラケット矯正

最も一般的なものです。歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を付け、そこにワイヤーを通して歯を動かします。

・メタルブラケット

装置が壊れにくい、比較的歯の動きが早いというメリットがある一方、比較的目立ちます。

・セラミックブラケット

透明で目立ちにくいです。比較的リーズナブルです。

②ブラケット矯正(舌側)

歯の裏側にブラケットを装着します。外から見てブラケットが見えないため、矯正したいけれど見た目が気になる、という方にオススメの治療法です。デメリットとしては、どうしても舌が装置に当たるため、慣れないうちは不快に感じることが多いです。歯の裏側ということで治療も技術を要します。

③マウスピース矯正

自分の歯並びの型をとり、作ったマウスピースを付けて歯を動かします。マウスピースは徐々に形を変えていきます。マウスピースは透明なので目立ちにくいです。接着剤で歯に貼り付けるため取り外せないブラケットに対し、マウスピースは食事や歯磨きの際には自分で取り外しすることができます。

③部分矯正

出っ歯が気になる、前歯のガタガタが気になる、といった方向けの部分的な矯正方法です。ブラケットを用いる方法と、マウスピースを用いる方法があります。全体を治すより費用は低めですが、上下の歯の噛み合わせは治せないようです。

私は中学生〜高校生の間に①のセラミックブラケットを用いた歯列矯正を行いました。歯を綺麗に並べるために前から4番目の歯を2本抜歯し、噛み合わせを良くするために上下にブラケットを装着して直しました。
装置に慣れない頃は喋ったり食事をしたりする際に違和感を感じました。(徐々に慣れると思います。)野菜が装置に引っかかったり、色の濃いものを食べるとワイヤーを留めているゴムが変色したり、治療した次の日の朝は歯が痛くて食パンすら食べることができなかったり・・・(食後の歯磨きは必須でした。)大変なことはたくさんありました。しかし綺麗な歯並びを手に入れることができ、歯列矯正をして良かったと思っています。痛みは我慢できる程度のものでしたし、毎日少しずつ自分の歯並びが動いていくのは本当に嬉しいものでした。以前は喋るときも笑うときも自分の歯並びが気になって手で口元を隠したり、うまく笑えなかったりしたのですが、矯正を終えた今では大きな口を開けて笑うことができます。また噛み合わせが改善したことで顎関節症(口を開けると顎のあたりがカクッと鳴る症状です)も改善しました。
適切な治療、かかる費用や日数は人それぞれです。歯並びを治したいなあと考えている方がいましたら、まずは専門の歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか。

Written by みるく
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