短期アルバイトの花形!?「お中元バイト」って実際どうなの?
アドバイス
17年8月10日
実家に住んでいる学生さんなら、この時期になるとご両親宛てにお中元が届く人もいるのではないでしょうか。大学生になるまで実家暮らしだった筆者ふじこも、父親宛てに、夏ならお中元、年末にはお歳暮が送られてくるのを楽しみにしていたものです(ビールならがっかり、ジュースやゼリーなら姉と争奪戦!といった具合に)。
お中元とは、日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを表す贈り物で、送る相手は会社の上司や恩師、親戚などが一般的です。最近では若い世代をターゲットにしたSNS映えする商品や、自分へのご褒美として「自分買い」されることも増えてきました。
このお中元文化を支えているのは、商品を作ったり発送の準備を行う裏方さんたち。学生さんの中には「実は私、毎年やってます」という人もいるかもしれません。5月頃からお中元商戦が始まり、百貨店だけでなくネットショップでも注文が増え、6月後半から7月にかけてピークとなります。今回は、そんなお中元バイトの実態に迫ります!
こんなにたくさんの職種があった
実店舗では受付やラッピング、販売員、オンラインサイトではピッキングや仕分け、伝票処理などの事務作業の人員が必要になります。たくさんのお仕事があるので、自分に合ったものを見つけてみてください。たとえば、接客よりも一つの作業を黙々こなしたい人はピッキングや仕分けといった軽作業、手先の器用さに自信があるならラッピング、物事を正確に進めることが得意なら熨斗の種類や送り先にミスがあってはならない受付事務などが合うでしょう。
また「夜はいつもの居酒屋のバイトがあって…」という方には、営業時間の決まっている百貨店がオススメ。早いと19時に閉店するお店もあるようです。反対に、「サークルが終わってから働きたい…」という方には、深夜まで営業しているスーパーや倉庫でのお仕事が合うでしょう。趣味や嗜好、ライフスタイルに合わせて、無理なく賢く選んでくださいね。
いざやりたい仕事を見つけたら
短期間で稼げるお中元バイトは、学生さんだけでなく主婦や社会人のWワークとしても人気です。気になるものが見つかったら即応募しましょう!迷っている暇はありません。
短期限定のバイトであるため、志望動機は全くと言っていいほど重視されないようです。雇う側にとってそれよりも気になるのは「どれぐらい出勤できるか」と「経験があるか」ということ。言うまでもなく、出勤できる日がたくさんある方が採用されやすく、特に土日祝の出勤は必須のところもあるようです。
また、同じような仕事をしたことがある人や、去年もやっていた経験者の人は歓迎されます。しかしこればっかりは誰しも一度は経験しないと経験者になれませんので、初めてでも仕方ありません。あまり気にせずに、まずは応募してみましょう。
お中元バイトのデメリット
お中元バイトには、わかりやすいデメリットが一つあります。それは短期間で終了してしまうということです。「帰省先でバイトがしたい」「夏休みの間だけ働きたい」そんな学生さんにはぴったりですが、そうでなければまたバイト探しをしなくてはなりません。
★そんな方はコチラをCheck!⇒有給インターンシップ
お中元バイトに負けないくらいたくさんの職種の中から、将来に役立つスキルを身につけることができますよ。(ちなみに週2日~OKなど、お中元バイトと両立できる企業も多数掲載中!)
今年のお中元のピークは終わってしまいましたが、まだ募集している会社もゼロではありません。さらにこのお話は、お歳暮に置き換えても全く同じ。お歳暮バイトは早ければ9月頃から求人募集をスタートしていますので、参考にしてみてくださいね。