今年も熱い夏が始まる★高校野球にまつわる色々なエピソード
雑学
17年8月06日
夏と言われてイメージする言葉はありますか?
「夏休み」「花火」「夏期講習」etc。色々あると思いますが、高校野球(全国高等学校野球選手権大会)も夏を連想させるキーワードの上位ではないでしょうか。
今年も8月7日から15日間、球児たちの聖地「甲子園球場」で熱い夏が始まろうとしています。
今大会で99回目、2018年は記念すべき100回目。
そんな歴史ある大会では数々のエピソードが刻まれてきました。
今回はそんな高校野球にまつわるエピソードをご紹介したいと思います。
地方予選大会を他府県で開催!?
かなり古い話ですが、1920年四国大会決勝戦の香川商業(現在の高松商業)対松山商業は兵庫県の鳴尾球場で行われたそうです。これは当時、過去の試合中のトラブルで遺恨のあった香川県勢と愛媛県勢の対戦による、観客間でのトラブルや騒動を回避するため。「なんで県外で試合するんだ」と別の意味のトラブルが起きなかったのでしょうか(笑)
エッ!?1試合で122得点
まれに地方大会では1試合で30点、40点入る試合も珍しくありません。あまりに大差がつき過ぎて負けている方を応援する方も「そろそろやめてあげてください…」と泣きが出そうですが(笑) そんな地方大会で記録された1試合122得点は1998年(第80回記念大会)の青森大会2回戦、東奥義塾高校 対 深浦高校(青森県営野球場)の一戦です。東奥義塾は1回になんと39点の得点を上げ、更に2回 以後も毎回10得点以上を獲得、夏の大会では地方大会、全国大会を通して初めての100点の大台を突破、さらに得点を重ね最終的に122-0で圧勝しました。賛否両論あったこの試合を機にルールが見直されコールドゲームの基準が改定されたそうです。
決勝戦の引き分け再試合
2006年(第88回大会)、駒大苫小牧(南北海道)対 早稲田実業(西東京)の決勝戦では、8回に両チーム1点ずつを獲得し、両チームエースの好投で延長15回引き分けで、37年ぶり2回目の再試合となりました。この再試合で早稲田実業4-3で勝利し、優勝しました。優勝投手である早稲田実業の斎藤佑樹投手は4日連続マウンドに立ち、42イニングを一人で完投しました。 この決勝戦が日曜日と重なったため、テレビで視聴する高校野球ファンも多く、関東地区では平均視聴率で23.8%、最高視聴率は30.4%を記録しました。
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高校球児たちのその一球に賭ける想いは、私たちの胸を熱くします。 大学生の皆さんも就職すれば社会の枠組みというものが見えると思います。 しかし、胸を熱くできる仕事は自分で勝ち取ることができます。 そのためにも有給インターンシップで自らが前向きに挑戦できる仕事を探してみませんか。