【いまさら聞けない】就活で遅刻がNGな理由ともしもの対処法
基礎知識
17年7月20日
就活中の学生に散見される質問として「遅刻してしまったが、就活で悪影響はあるのかどうか」、「遅刻してしまったが、どうすれば良いのだろうか」といったものがあります。
もちろん遅刻しないのがベストですが、それでも遅刻してしまったことがある学生さんに向けて、今回は遅刻が就活においてNGなのか許されるのか、そして遅刻に向けた対処法を説明していきます。
遅刻は就活においてNGなのか
そもそも就活において、学生が遅刻することは会社から見てNGなのでしょうか、それとも場合によって許されるのでしょうか。
結論から言えば、「対応次第ではあるが、基本的に遅刻はNG」です。
その理由は以下の2点に集約されます。
①いかなる理由であれ約束の時間を守ることができていないから
就活に遅刻する人の理由は「交通手段の遅延」や「寝坊」など様々なものがあるかと思います。
しかし、会社から見た時に言える事実としては「事前に指定した時間に来るという、簡単な約束すら守れない人」であるということです。
会社の仕事には簡単なものから難しいものまで幅広いですが、いずれも期限があり、そして出勤時間を守るというのは最も簡単な仕事の1つです。
そんな簡単な約束すら破ってしまうというのは会社から見て大きなマイナスポイントとなるのは間違いありません。
②遅刻の理由のほとんどが想定や準備の甘さに起因しているから
遅刻した理由の中には「普段使っている電車が大幅に遅れた」、「初めて来た場所なので迷ってしまった」といった理由もあるかと思います。
しかし、これらの理由であっても、会社から見ればマイナスポイントになることに変わりはありません。
なぜなら「交通手段とは遅れが生じる可能性が想定できるもの」であり「迷うことが想定される場所であれば余裕を持って現地に着くべき」だからです。
学生であれば許される上記の理由も、社会人ともなれば想定力や準備力のなさの裏付けにしかなりません。
就活に向けた遅刻の対処法
就活において遅刻の評価が悪いという事実を踏まえ、学生が覚えておくべき対処法をいくつかまとめてみました。
先述したように、交通手段は遅れがつきものですし、現地で道に迷うことも珍しいことではありません。
そうしたことが起こる前提で、30分前には現地につく前提で行動することが大事です。
住所を確認し、地図アプリなどに記録しておく
現地についたあと、もし道に迷いそうであれば、スマートフォンに搭載されている地図アプリなどに説明会会場の住所を入力しておきましょう。
そうすれば、もし地図を見て場所がわからなくなった時でも、自分の現在地と目的地までの進むべき方向を見失わずに済みます。
万が一遅刻が確定したら、早急に連絡する
それでも遅刻することが発覚した際には、すぐ会社まで電話で連絡しましょう。
その際には「遅刻理由・どのぐらい到着が遅くなるか・反省の意」を絶対に伝えましょう、この電話タイミングは早ければ早いほど良いです。
相手がどのような状況にいるのかつかむことができれば会社も対応してくれます、間違っても無断欠席や無断遅刻はしないようにしましょう。
以上、就活と遅刻についてまとめてきました。
学生から社会人になるタイミングで遅刻に対する世間的な意識は格段に変わります。
遅刻が理由で社会人としての信頼を失うことのないよう、想定と準備を心がけて行動していきましょう!