5月病を吹き飛ばそう!「ネガティブ思考から抜け出す3つの方法」
アドバイス
17年5月17日
4月はあんなに心がウキウキ、毎日がスペシャル♪だったのに、「なんだか最近疲れてきたな」「学校行くのしんどいな」という人はいませんか?
新しいクラスやゼミになって友達を作るために、気を遣ったり、話しを合わせたり、または歓迎会などのイベントに参加したり、、、そんな自分の頑張りがちょっとずつ積み重なって、徐々にストレスとなり、GWの長期休暇でナチュラルな自分に戻った瞬間、プツンと糸が切れてしまったのでしょう。
5月病になりやすい人って?
さて、質問です。下記項目に、あなたは何個当てはまりますか?
・真面目で責任感がある
・几帳面で細かいところに気がつく
・完璧主義だと言われる
・いつも他人の評価が気になる
・自分の意見を言えず、つい周りに合わせてしまう
・感情を表に出すのが苦手だ
1つでも当てはまる人は、5月病になりやすいかもしれません。几帳面で真面目な人や完璧主義な人は、自分が思い通りにできないことがあるとストレスを抱えてしまいます。一方、内向的で周りに合わせすぎる人も、変化に対応するのに疲れて、人間関係が億劫になる傾向にあります。
環境の変化に慣れたり、適度な力の抜き方を身につけるのは少し時間がかかるもの。まずは、ネガティブ思考な自分に対してネガティブに考えず、「こんなもの」と自分を許しましょう。
そして今回は、身体の仕組みという観点からネガティブ思考を改善する3つの方法をご紹介します。
1.ジョギングなど軽い運動をする
余計な事を考えるのは色んな脳が働きすぎているから。身体を動かすことで、無理矢理頭を空っぽにしましょう。私もよく実践していますが、ジョギングをしていると最初は色んなことを考えながら走っていますが、距離が長くなるにつれ、苦しくなり、呼吸をすることに集中していきます。もちろん、走り慣れている人はそう簡単には苦しくならないかもしれませんが(笑)走り終わった後の爽快感と心地良い疲れ。シャワーを浴びて、ぐっすり眠れば、ネガティブな思考も吹き飛びますよ。
2.睡眠時間を少し多めに取る
脳が疲れているとネガティブな思考になりやすいです。しっかりと脳を休めることでポジティブな考えになることができます。 勉強で徹夜をしても記憶が定着しないので非効率、という話しはよく聞くと思いますが、それと同じ。本来人間には「ポジティブな思考」と「ネガティブな思考」の両方がありバランスを取っているので、ネガティブに偏りがちなのは、もう一方の機能が働いていないからです。
ただし、睡眠時間を多めに取ると言っても遅寝遅起は逆効果。人の脳は起床してから働くまで3時間かかるといわれていますので、一番活動してほしい時間にあわせられるように早寝早起きをしましょう。
3.バランスの良い食事を心がける
生体リズム・神経内分泌に関与する「セロトニン」。「幸せホルモン」などと呼ばれ、気分に良い影響を与える物質として扱われています。 セロトニンが不足すると、落ち込んだり、不安定な精神状態になったり、不眠症になるなどして5月病などにつながると言われています。ではどのような食事がセロトニンを分泌させるのでしょうか。
セロトニンを分泌させるためには、アミノ酸、ビタミンB群、炭水化物の3つの栄養素が必要だそうです。
①トリプトファン:肉や魚、大豆、牛乳などの良質なタンパク質を含むもの
②ビタミンB6:青魚、鶏肉、バナナ、パプリカ、さつまいも、かぼちゃ、ナッツ、アボカドなど
③炭水化物:ご飯やパンなどの炭水化物
どうしても忙しいから無理!という人はバナナにヨーグルトや牛乳を入れて毎朝摂取するのでもOK!朝ご飯は一日の中で一番大切な食事です。もちろん、毎食自炊するのが一番ですが、無理しすぎない程度に、上記3つの栄養素を意識して食事メニューを改善していきましょう。