誰も教えてくれない★長期インターンシップの3つのポイント ★「企業はインターン生のココを見ている!」
アドバイス
17年3月22日
卒業ネタが続きますが、春休みに卒業旅行へ行く学生さんも多いのではないでしょうか。
大学での日常では気がつかなかった友達のいい部分や、意外な一面などを知るチャンスでもあります。
インターンシップでもそれは同じこと。企業がインターン生の色々な部分を見る機会なのです!
インターンバイトが推進している長期インターンシップのメリットは、
仕事内容や会社の雰囲気、社員の相関図など、短期ではわかり得ない詳細部分まで体験できるということです。
ということは、実は企業のほうも、インターン生である皆さんのことを細かく見ているということなのです。
え?どんなところを見られてるんだろう…と気になったアナタのために、企業側の観察ポイントを伝授したいと思います。
企業はインターン生のココを見ている!
企業が見ているポイントは、大きく分けて3つあります。まず、長所、短所を始めとする「人間性」、ふたつめは「仕事に対する姿勢」、最後にビジネスマナーなどの「常識」。逆に言うと、この3つのポイントを押さえておけば、インターンシップでの評価も高くなり、期待以上の成果につながるということになりますね。
せっかく参加するインターンシップを有意義なものにするために、この3つのポイントを詳しく掘り下げてみましょう。
短所はあって当たり前、それにどう向き合うかが大事!
ひとつめの「人間性」ですが、こればかりは一朝一夕に変えられるものではありません。
誰にでも短所はありますし、不得意な部分もあるでしょう。たとえば、元気よく挨拶して、誰とでも明るくコミュニケーションをとりましょう!と言われても、もともとが内気な性格で、コミュニケーションがあまり得意じゃないという人もいると思います。そんなとき、「自分は不得意だから」と諦めてしまうのではなく、何が不得意なのか、不得意を克服するために何をしたらいいのか、というふうに、しっかり向き合えるかどうかがとても大事です。
企業は数ヶ月の長期インターンのなかで、短所や苦手部分にどのように向き合い対処していくのかを見ています。一生懸命努力する姿を見て、企業側も有効なアドバイスをくれたり、克服するためのヘルプの手を差し伸べてくれるはずです。
仕事ができるかではなく、仕事に向き合う姿勢があるか
インターン生として入っているのですから、初めから社員のように仕事ができるわけではありません。
スキルや経験が未熟であるのは当たり前。前述の人間性にも共通することですが、できないことが問題なのではなく、できないことに対して、どのようにアプローチしていくかがポイントです。
スキルが足りないのであれば、それを身につけるにはどうしたらいいのでしょうか?と質問してみる。社員がどのように仕事をこなしているのかを観察する。何かを教えてもらおうという受け身の姿勢ではなく、自分からできない部分を見極めて、「教えてください!」と積極的に質問したりする姿勢を見せることで、「お、この子はすごいな!」と一目置かれるようになるでしょう。
一般的に言われているビジネスマナー以前のことができていますか?
プレ社会人として、ビジネスマナーを身につけようとする人は多いと思います。本に載っているような敬語の使い方、お辞儀の仕方、席の順番などはもちろん大切です。ですが、長期インターンの中で、企業が見ているのは、ビジネスマナー以前のマナーができているかです。
たとえば、決められた時間に遅刻をしないというのは当たり前のことですが、いつも出勤時間の数分前に「今日は●●があったので、10分遅れます」という連絡をしてくる子。事前に連絡をいれているので、すごく悪いわけではありませんが、直前連絡で遅れる人というレッテルを貼られてしまいます。もしこの子がうちの会社に入ったら、大事なお客さんのアポに「すみません、電車が遅延して5分遅れます!」な~んてことを直前でしてきそうだな、などと思われかねません。
また、仕事をしているときに飲んだペットボトルを、いつもうっかり捨て忘れて帰ってしまう子。注意をすると「あ、すみません、次から気をつけま~す」と謝るのですが、何度も何度も同じうっかりをしてしまう・・・というのであれば、「同じミスを何度もしがちな人」と思われても仕方ありません。
こういうことって、ひとつひとつは些細なことなので、改めて「叱る」ということはしなかったりします。本人も言われないので気づかない。誰も教えてくれない「落とし穴」があったりするので、要注意ですよ。
もし、気になるのであれば「わたしがもし気づかないことで至らないことがあったら、些細なことでもいいので教えてください」と教育担当の方や内勤のベテラン社員などにお願いしてみるのもいいですね。
以上の3つは、社会人になってからも大事なポイントです。インターン生のうちから心がけていれば、「今度入社した●●さんは、なんだか違うなあ」と好印象を持ってもらえるはず。意外と細かい部分を見られているんですよね。
長期的視点で自分を磨くことで成長できるのが長期インターンの魅力。まだ早い・・・なんてことはありません。できるだけ早い時期からインターンを経験することで、同期の子たちに差をつけましょう!
write by えあまま