外国人に対する勘違い【2】

では、前回に引き続き外国人に対する勘違いを紹介していきます！

外国人男性はレディーファースト

ドラマや映画の影響からか、外国人男性はレディーファーストだと思い込んで憧れている日本人女性は多いですよね？しかし、これは国によって大きく異なります。日本では、男性にリードしてもらいたいと思う女性が多く、デートの代金は男性が持ったり、男性が重いものを持ったりなど男性が女性を守る形がスタンダードです。これは、男性と女性の肉体的心理的違いなどを配慮して出来上がった形です。一方で、デンマークなどフェミニズムが台頭している北欧諸国では、男性と女性に違った扱いをすることが差別だと取られる場合があります。そのため、お付き合いをするときもデートは割り勘で、男性がリードするという意識がないことが多いのです。ただし、イタリアやスペイン、韓国など日本と同様に男性がリードするという形がスタンダードの国も多いので、それぞれのお国柄によって全く違います。もちろん、フェミニズムが台頭している国でも「現代のフェミニズムは行き過ぎている」と反対している方もいますので、個人の考えを聞くことが大切です。

みんな外交的で陽気

「外国人は外交的で陽気」というのもドラマや映画の影響で出来上がったイメージでしょう。性格は人によって違うというのは当たり前ですが、お国柄によっても大きく異なります。例えば、アメリカ人は比較的自己主張が強く外交的な性格の方が多いですが、フィンランド人は日本人に似ていると言われており控えめでシャイな性格の方が多いです。また、ラテン系の方々は陽気で明るいことで有名ですし、日本と同じアジアでも中国人やインド人は比較的自己主張が強かったりとそれぞれお国柄があります。

いかがでしたか？日本では「外国人」とまとめてしまうことが多いですが、外国人も出身国や人種、そしてもちろん個人によっていろんな方がいます。最近では外国人を見かけることが多くなりましたが、日本人が外国人ときちんと関わる機会はそれほど多くないので、憧れやイメージが先行してしまうのかもしれません。ドラマや映画で見る姿を鵜呑みにしてしまわないようにしてくださいね！